160627鹿島槍ヶ岳登山

そろそろ釣りになんて思いつつも...山も頭から離れず...
またまた山へ行ってまいりました(^-^)
今回は赤岩尾根を通っての鹿島槍ヶ岳♪
大町の我が家から、そして白馬に通勤していると通勤路から眺めることのできる双耳峰。
赤岩尾根は新北アルプス3大急登に数えられ、あまり登りで使用する人はいないようです。

歩き始めから小1時間は鹿島川沿いの林道歩き。
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ちょいと薄暗くてクマがいつ出てきてもおかしくないロケーションですがw
熊鈴をガンガンに鳴らし、時折ストック同士で叩き音を出し警戒。
しかしそんな緊張感も豊かなブナ林が鎮めてくれます♪
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赤岩尾根登山口手前には大きな砂防堰堤があります。
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ここが少し変わっていて渡渉するのではなく...
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川の下をくぐるという斬新な構造w
通過中に中の小窓を覗くと...
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水が轟轟と流れ落ちています。
堰堤の存在は自然破壊的な観点から「う~ん」ですが、これはなかなか見ることのない貴重な堰堤ですね(^.^)

堰堤下のトンネルをくぐるといよいよ赤岩尾根登山道の始まり!
ここから稜線まで一気に標高差1,000m!
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急登といえば急登ですが整備も行き届きとっても歩きやすい登山道。
大股を使わず登れるので疲労も溜まりにくくグングン高度が稼げ病みつきになりそうw
↑ほぼ変態ww
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30分もしないうちに鹿島川は遥か下に♪素敵です、赤岩尾根☆
今回の行動食は大好きなオブセ牛乳の焼きブレッド(^^♪
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牛乳の自然な甘味が味わい深い逸品です☆
口の水分全部持ってかれますがwww

標高1,900m付近からは高山植物も顔を見せます。
【ゴゼンタチバナ】
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【ツマトリソウ】
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【イワハゼ】
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【コイワカガミ】
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足元を見れば高山植物、後ろを見れば雲海!
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た・ま・ら・ん♪

駐車場から2時間少々、登山道スタートから1時間半弱。
急登のおかげであっという間に2,049mの高千穂平。
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名前のとおり平坦で休憩にピッタリ(^^♪
普段眺める表情とはまた違った鹿島槍ヶ岳に
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同じく爺ヶ岳。
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山というのは不思議なもので同じ方向からでも眺める距離によって山容が違って見えたりします。
これも山の魅力の一つでしょうか。いくら登っても飽きることはありません。
高千穂平からの雲海も素晴らしい☆
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遠くに富士山、八ヶ岳の山々を望み気分爽快!
これだけで登った甲斐があるってもんです♪

ここから樹林帯も終わり、稜線までは標高差250m。
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一気に登るぞ!と張り切っていると…


あっかーん!w


写真に収めずにいられない花々の登場!足止めくらってペース上がらずwww
【クチバシシオガマ】
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【ハナニガナ】
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【ウラジロヨウラク】
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【ハクサンシャクナゲ】
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他の地域にも咲いているのにハクサンの冠のついた植物って多いけど、これはきっと古くからの山岳信仰の歴史によって入山者が多いから、先に発見されたことによるものなのでしょう。

さぁ気を取り直して登ります!
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ダメだ、またお花の登場ですwww


【ミヤマダイコンソウ】
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可憐なお花に完全にペースを乱されますwwww
この辺りから赤岩尾根の名の通り赤茶けた岩場が多くなり、
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ここをガシガシ登っていく冷乗越に到着!
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先に見える冷池山荘は相変わらず凄いところに建っています。
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背後には愛する爺ヶ岳。
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美しい☆
そしてその頂きは雲に隠れても変わらぬ風景美を持つ立山の山々。
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見つけてしまったネマガリタケ
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採るべきか採らざるべきか、葛藤しながら悶々と歩いていると
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スタートから3時間15分、冷池山荘到着!
ここで用を済ませフウッと一息。
疲労感はあまり感じませんが計画的休憩を取ります。
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冷池。冷たいのかもしれないけど、いくら暑がりの私でも入る気にはなれない。。。
そもそも入るための池ではないかw入るための池ってなんだww
山荘ベンチからは爺ヶ岳三峰がキレイに望め
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いつも眺めるその姿の裏側に魅了されます。

鹿島槍方向に歩を進めるとしばらくはお花畑を歩きます。
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五竜ではずいぶん前に終わってしまったシラネアオイを一輪発見しテンションアップ!
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ここのシラネアオイでこんなにテンション上がっているのはきっと私くらいでしょうw
【チングルマ】
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【シナノキンバイ】
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【キヌガサソウ】
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爺ヶ岳の美しさに何度も振り返ってしまいます。
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正面には布引山。
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伏兵的存在ですがこちらもフォトジェニックで美しい☆
【イワツメクサ】
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【ハクサンイチゲ】
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ハクサンイチゲのお花畑と立山連峰。
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前に下に横に後ろにと視線大忙しで歩き続けると布引山の山頂。
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仁科三湖側から湧き上がる雲間よりシュゴォォォとジェット機の飛行音が聞こえます。
反対の黒部側では戦闘機の飛行訓練が行われたりしてますがナゼ仁科三湖側から...
キョロキョロしていたら音の正体発見!!
170kmという超高速で滑空する渡り鳥のアマツバメ!!
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夏に日本に渡ってくる夏鳥で、飛びながら睡眠することもある強者。
その長く細い翼では地表(地面)から飛び立つことができないため、岩から飛び下り落下しながら離陸を行います。
岩影に営巣し日本の高山で繁殖する彼ら。
縦横無尽に飛び回る姿を激写しちゃいました♪
ワタクシこういうところは持っているようです(^^♪

下界はさぞ暑いようで谷風に乗ってモクモクと雲が昇ってきます。
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振り返ると爺ヶ岳は残念ながら雲の中ですが歩いてきたトレイルが美しい☆
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スタートから5時間、鹿嶋槍ヶ岳南峰到着!
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北峰方向はガスって視界不良。。。
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山頂で30分ほど待機しましたがガスは抜けず北峰にさよなライオン。
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往路を辿って下山します。
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復路の冷池山荘では林道整備などの感謝を込めてポカリ購入。
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微力ながらも山小屋に貢献できればと思っています。
冷乗越に着くころには鹿島槍はすっかり雲に隠れていました。
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赤岩尾根はクリアな視界で良かった(^^♪
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稜線下だけヤセ尾根や
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鎖場がありますが、余程気を抜いていなければ大丈夫。
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【ウラジロナナカマド】
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秋に真っ赤に染まるナナカマドもその花は白い。

鹿島槍山頂から3時間、鹿島川まで下りてきました。
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川をくぐり対岸から眺める赤岩尾根。
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木こそ生えてるけど壁のようにそそり立つ赤岩尾根。
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今日の山行を振り返りながらの林道歩きは、川のせせらぎ、ブナ林とその木漏れ日と相俟って格別☆
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そして山ではやはりドコモ一択ですね(^^♪
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さりげなく宣伝♪ ←全然さりげなくないww
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往復トータル9時間で本日の登山終了!
コースタイムは14時間ですが充分日帰り可能です♪
赤岩尾根は効率的に高度を稼げ、歩きやすく、高山植物も豊富。
ダレることなく歩ける素晴らしいルート☆
確かにコースタイムだけ見ると長く感じますが、疲れる前に休む、お腹が空く前に適宜食べる、のどが渇く前に飲む、こうして意識的に休憩をコントロールし疲労を溜めず歩けば日帰り可能です。
1時間程度歩いたら5分程度の小休止を取り、たとえ食べたくなくても行動食を口にすることが大切です♪
食べたくなくても量でコントロールすればイイだけですしね(^_^)b
下山後、帰宅してシャワーを浴びた私はジムでワークアウトするほど元気でしたwwww

160529白馬岳登山

5月28日 残雪が残る北アルプス白馬連峰の山開きを告げる「貞逸祭・白馬連峰開山祭」が開かれました。
貞逸祭の“貞逸”とは幾多の困難を乗り越え日本初となる山小屋『白馬山荘』を開いた白馬出身の素晴らしい岳人“松沢貞逸”氏のことを指しています。
今年は節目となる第50回目の開催となり、混雑しそう...
てなわけで1日遅れで行ってまいりました(^^♪
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東海上へ抜ける移動性高気圧の圏内で快晴☆
駐車場となる猿倉から白馬大雪渓入口となる白馬尻までの林道歩きも気持ちいい♪
午後は東シナ海から伸びる梅雨前線の影響で雲が出そうなので午前中勝負!
白馬 (2)_R
早朝かかっていた朝靄も抜けはじめ徐々に日差しがその力を強めていきます。
白馬 (3)_R
雰囲気はすっかり夏の様(^^;)
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残雪と雪解け水が豊富な為、湿っぽい土壌を好むサンカヨウが至る所に咲いていました。
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この時期の定番、二輪草も所狭しと咲いています。
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そして50分ほどで白馬尻小屋到着。
ここに来ると「大雪渓に来た!」という気持ちが強くなりますね。
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例年より雪は少ないですが、とはいえここは日本三大雪渓の一つ、しっかり残っています♪
切れ目の下はゴウゴウと音を立てながら雪代が流れています。
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さぁいよいよ雪渓歩きのスタート!!
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日曜日なのに開山祭翌日とは思えぬほど空いていて快適~☆
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前日の踏み跡がしっかりしていて快適に歩け、アイゼンは要らないかな、と思うほどでした。
葱平手前あたりで子連れの登山者が楽しそうに喋りながら登っているのを見て思わずほっこり。
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しかし追い抜く時に聞こえてきた会話はまるで山男同士が話しているものでした(^-^)
頑張れ子供!キミはきっと強く優しい男になれるぞ!!

天狗菱の脇に差し掛かると斜度がグッと増し、滑落注意。
杓子岳の肩はまるで槍の様。
白馬 (13)_R
普段、信州側から眺める丸く穏やかな山容とは違った一面。
温厚に見られがちだけど意外と激しい...なんだか自分と重なる気がしてなりませんでしたw
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急登を終え空を見上げるとスカッとした紺碧の青空。超気持ちいい☆

スタートから2時間50分。白馬山荘到着(^^♪
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行動食をこまめに取りながら大休止を取らないスタイルになり登山がかなり楽になりました。
消費したエネルギーを1時間おきに補い、体に疲れを感じさせないことが大切だと思います。
疲れを感じなければ休憩もおのずと短くなり、結果、長く遠くまで早く歩けるようになります♪

しかし山荘に到着しある迷いが頭をよぎります。。。
今回の山行は短いピッケルでグリセードが可能かのテストが主目的。
立ったまま体を後ろ斜めに倒しピッケルでバランスとスピードを調整しながら雪斜面をスピーディーに下る技術
ここから10分登る白馬岳山頂からの景色より山荘からの景色のほうが好きなため登る理由が見当たらない。
どうしよう...たかが10分だけど面倒くさい。。。

結局、三合雪渓と主稜の繋がりを確認するという理由を作り、登ることにしました(*^^*)
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コマクサもまだ咲いてないし趣に欠けるなぁと思いながらうつむき加減で歩を進めていると...

...

...

...

うぉっ!!足元にライチョウっ!!!!!
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天敵のいない彼らは人を怖がらないのであまり逃げないんですよね。
気づくのが遅すぎて蹴っ飛ばす寸前でしたw
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それにしてもなんてカッコイイ佇まいなのでしょう☆☆☆
彼はパートナーを紹介してくれるように誘導してくれて...
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凛々しい立ち姿で彼女の食事を優しく見守る様子に心打たれてしまいました。
山頂目指して良かった♡思わぬ棚ぼたラッキー(#^.^#)

そして山頂到着...
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相変わらずですww
雪は少ないですが三合雪渓。
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登りごたえがあり楽しそうです♪

さぁあとは下山!
11時だから急げばグリンデルのランチに間に合うかも♪
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グリセードは試してみるものの50cmのピッケルではムリでした。。。
仕方ないのでアイゼン無し下山の練習にチェーンジ!
急斜ズルズル雪コンディションでいい練習ができました♪
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細かな岩屑が多い中腹。
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スノーボードだと見落として踏んでしまいがちな白馬(シロウマ)の白い悪魔。。。
ボード持ってこなくて良かった。
杓子岳からの沢も滑ったら楽しそうだったので来年あたりアタックかな。
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1㎥以上あるヤバい岩も発見。これで3トンくらいでしょうね。
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傾いて何とか斜面にとどまっている状態。
一度雪渓に落ちた岩が再び動き出すときはあまり音がしないので非常に危ないです。
夏の事故に繋がりませんように<(_ _)>

正午になるとやはり雲が発生。
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前線の接近を告げる鱗雲、巻積雲ですね。

白馬尻から小蓮華を眺めると新緑が眩しい☆
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朝は咲いていなかったシラネアオイ。
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足早に下山する私を見送ってくれました♪

雪渓は光GENJIよろしくローラースケートで滑るように颯爽と下り、林道は競歩の選手のように歩き、13時に猿倉駐車場到着!
気合の2時間下山!
グリンデルまで愛車フォレスターを駆りランチに間に合い入店!!
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ラッキーなことにお店空いていて良かった(^^♪
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美味しい自家製ベーコンステーキを味わい白馬岳ピストン終了♪

白馬岳は手軽かつ雪渓歩きも出来て、標高差1,700mの登りもある!
トレーニングにもってこいの良い山です♪

160517-21北アルプス縦走~5日目~

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いよいよ5日間の山歩きも千秋楽。
毎日続けてきた日の出を待ちながらの朝食タイム。
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何日も同じものを食べ続けても、この場、この環境が好きだから不満は何も感じない。
残雪とはいえ雪がある。
私の登山のバックボーンはバックカントリースノーボードだから雪のある環境が一番好きだし、一番落ち着く。
でも夏山で4泊はムリかな、潔癖症だからw

モルゲンロートは淡い淡い薄紅色でしたが、光に照らされ輝く雪の斜面はとても美しかった。
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先ほどまで眺めていた斜面を登り、白出のコル(奥穂と涸沢岳をつなぐ稜線間の最低地点)を目指します。
今日は奥穂高岳狙い、コンディションによっては涸沢岳へ♪
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テント場でご近所だった青年とハイクアップ♪
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一期一会、山での出会いは楽しい!
2時間弱で稜線まで上がり穂高山荘着!
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奥穂高岳とジャンダルム!
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ジャンダルムかっけー☆

奥穂に行きたかったのですが、風が強くなりはじめ、先行者と下山者もあり、苦しながらも断念。
セカンドプランの涸沢岳に変更!判断材料が多ければこういう決断は早い!
涸沢岳まではアイゼンなしの夏道ハイク、15分ほどで山頂到着!
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槍ヶ岳と北穂南峰の圧倒的な存在感が印象的。
そして昨日の岩壁もよく望めました。
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写真真ん中付近がよじ登った岩壁です。う~ん感慨深い。。
奥穂方面の眺望抜群☆
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涸沢岳最高です!!あと何気に山頂付近の高度感がハンパなかったw

さぁあとは下山のみ。下り始めは急斜面なので慎重に歩みを進め...
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中盤からはヒャッホー(^^♪とシリセード!
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スピード出てきたらピックでコントロールし、
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停止姿勢で止まります。楽チン楽チン♪

テント場に戻り、慌ただしく撤収し、共に歩いた青年から賞味期限切れの蒸しパンを半分ご馳走いただきwいざ下山!
時計は11時ジャスト。コースタイムだと5時間。乗りたいバスは16時発。
時間に余裕はないし、乗りたいバスは人気の松本駅直通バス!
あとはもう.........飛ばすしかないw
超ぶっとばして歩いた結果...
涸沢~本谷橋 標準タイム70分→45分
本谷橋→横尾 標準タイム50分→30分+横尾で水浴び5分
横尾→徳沢  標準タイム70分→40分+徳沢で買い物10分
徳沢→明神  標準タイム60分→40分
明神→上高地 標準タイム55分→40分
為せば成る!3時間半で到着!!1時間半の短縮に成功♪
バスのチケットも無事ゲット♪小梨平で汗を流すこともできました♪

とはいえ超特急で飛ばしながらも自然を楽しむことを忘れないのが真の山男!、とばかりに
【二輪草の群生①】
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【二輪草の群生②】
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【珍しいミヤマエンレイソウ】
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【ツバメオモト】
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【コミヤマカタバミ】
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【ミヤマスミレ】
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ちゃんと楽しんでます(^^♪

無事にバスに乗り、松本からはJRで穂高に向かい、穂高でアウトドア&雑貨屋を営む友人と合流。
所持金260円しかないのに夕飯に美味しいヒレカツ&極太エビフライをいただき、
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さらには常念岳の登山口まで送ってもらってしまいました。
さらにさらに引っ越し祝いまでいただいてしまい大変恐縮でした<(_ _)>
大変感謝しております☆☆☆

山から下り、町に戻り、普段の生活に戻る。
今回の思い出を思い返すと多すぎてなかなか回想が進みません。
しかし、様々な方に応援され支えられたこの5日間の山旅は私の中で色褪せることはないでしょう。
素晴らしい自然、素晴らしい出会い、素晴らしい友人、すべてに感謝です。

160517-21北アルプス縦走~4日目~

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いよいよ縦走5日間の旅も大詰めを迎えました!
何日もあったのに長いようであっという間に過ぎていきます。
まるで小学生の夏休み感覚。

今日は北穂高岳を通常ルートではなくバリエーションルートで登ります!
昨晩の寝つきが悪かったのは緊張からか、はたまた寝袋が暑かったからか...
完全に後者だなw
寝る→寝袋暑い→汗かく→不快で起きる→汗冷えして寒い→気合で寝る
と負の寝不足スパイラルにハマっていました。。。

寝ぼけ眼で朝食の準備をしながら頭の中は
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シャワー浴びたい妄想、もとい、今日のシミュレーション♪
北穂高岳から南東に延びる南稜の南面岩壁に取り付き北穂南峰を目指す!
適度な緊張感と高揚感が何とも気持ちいい♪
集中力も高まり最高のメンタルコンディションで登れそうです。
今日も涸沢泊なのでテントはそのまま、アタックザックを背負っていざ出発!
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山ヤの人に写真を頼むと大抵の場合、足が見切れますw
ヒトなんて脇役だから二の次なのかなww
写真中央、一番くぼんでる涸沢のコル方向に登り、コル手前で右上方へ雪斜面を登行。
岩壁に取り付き、南稜の尾根に乗り上げるプランです。

涸沢小屋の左前を通り過ぎ、登り始めると
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しばらく快適な斜面が続きます。
徐々に傾斜はその角度を増し、
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気づけばお尻ゾクゾクもんです。
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もっと急斜面になるのですが写真など撮る余裕はありませんでしたのであしからず。
超急斜面のトラバース、登行に肝を冷やし、岩壁に取り付いた時には正直ホッとしました。
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狭い足場の足元はすぐ切れてましたが絶好の小休止ポイント。
ここからは気持ちを岩場モードに切り替えクライミングスタート♪ ←わたしはあくまでもトレッカーですが
しかし足を踏み外せば一体どこまで落ちるのか...
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誰も信じてくれませんが高所恐怖症なのであまり下は見ずに登り進めます。
あと閉所恐怖症でもあります! ←どーでもいいですねw
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写真だと分かりにくいですが、ところどころ氷化しツルツル...
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いたるところに浮石だらけで実に登りごたえの岩壁。
信じれるのは己のみ!
一度だけ進退窮まりかけ「はぁっ!」と謎の雄たけびを上げましたが、楽しんで登ることができました♪
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岩壁を登り切った時の達成感、安堵感は言葉では言い表せません。
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この時期の通常ルート、南稜と東稜の間、北穂高沢を行く登山者とガッツポーズを交わしました。
ここからアイゼンをつけ北穂南峰登頂!
持っていたピッケルを肩から掛けてるピッケルバンドのカラビナに通す。
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この時のピッケルとカラビナの擦れ合う音、そして動作が刀を鞘に納めているようで好きです。 ←どーでもいいですね、はい

すーーーーーっと深呼吸をして...
北を向けば槍ヶ岳!
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南を向けば奥穂高岳と涸沢岳!!
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西を向けば笠ヶ岳や抜戸、弓折、双六など岐阜の名峰がずらり!!!
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東を向けば常念岳に蝶ヶ岳とここまで歩いてきた道のりが!!!!
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素晴らしい眺望♪

この時点で涸沢ヒュッテを出発して4時間。
3時間以内なら涸沢岳、4時間以内なら北穂高北峰、5時間以上ならそのままヒュッテへ下山と考えていたので北穂高北峰を目指すことにしました。
午後は標高5,000m付近に-15度の寒気が入るため大気の状態が不安定となり、雲が増え、雷、突風、雨の恐れがあるので早めにテントへ戻らねばなりません。
北峰までは激しい岩場、超絶急な雪壁と吐き気のするルートでしたが45分後には無事に北峰到着(^^♪
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振り返ると南峰と歩いてきた吐き気ルート、その奥に奥穂高岳。
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あそこでカメラ取り出す勇気は一生持てそうにありません。。。
北穂高小屋越しの槍ヶ岳もまた美しく
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大キレットもまた吐き気コース。。。
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あとは北穂高小屋で小休止し北穂高沢を下り涸沢のテントに戻るのみ。
北穂高沢の下り始めですれ違う登山者が明日涸沢岳に縦走するというので南峰までのルート情報を伝え下山開始。
急な雪斜面を慎重に下ります。
これが本当に苦手で、スノーボードさえあれば!と何度思ったことか。。。
振り返ると...
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伝わらないが急なんです。。。
そして。。。
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先も長い。。。(泣)
後半はシリセード(お尻で滑って下ること)で短縮し無事下山☆
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そして山ヤに頼んだ写真は2枚とも足が見切れているwww

昼食を取りヒュッテのデッキで寛ぐころには予想通り空気が冷え、雲量が増し、風が出てきました。
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この後1時間少々ほど冷たい降雨。
高層天気図チェックしておいて良かった。
事前に予測して回避ができる気象遭難ほどバカバカしいことはありませんから。

翌日の最終日は下山のみの予定でしたが、午前中は好天なので奥穂高岳に行こうか、もしくは涸沢岳に行こうか、と妄想しながら就寝。
あ~~~幸せだ(^^♪

160517-21北アルプス縦走~3日目~

せっかくの小屋泊。
めったにしない小屋泊。
プライベートではほぼ記憶にない小屋泊。
今日は涸沢ヒュッテまで4時間ほど登るだけの楽チンルートの息抜きデー。
朝食時間直前まで寝ている予定でしたが...
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結局早起きしてしまう山男w
陽が昇れば可憐に咲き誇る二輪草もまだオネムさんな早朝散歩。
鳥のさえずり、もとい、大合唱が高地の朝をより爽やかにしていました。
これは気持ちいい♪気分上々、爽快この上なし(^^♪

宿に戻って荷物、ロープなど装備のチェックと整理をして朝食タイム。
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純和風でありなんも山菜や自家製スモークサーモンで山小屋風にアレンジ♪
美味しかった~☆
昨晩、気になっていたステーキや岩魚など主菜に箸もつけず食堂を退室した無口なおじさん。
またまた向かいに座っておられました。
無口だから気まずいなと、私が同じテーブルの他の方と話していると
  「この後はどこに行くんだ?」
と急に話し掛けてきました。
残り3日間の予定を話し、翌日の北穂高岳→涸沢岳、時間があれば奥穂高岳アタックのことでナーバスになっていることを伝えました。
今度は何でナーバスになっているのか尋ねてきました。
・今年この時期のルートの情報が少ない
・小雪であったが高所はまだ残雪あり、岩陰に残った雪が氷化していないか
・険しい岩場となるのでアイゼンの付け外しが必要だが、いざそれが出来ない状況だったら...
などと回答。
すると「行って来いよ!行けるよ!」と険しくも深みのある笑顔で答えてくれました。
なんで?と聞くと
  おじさん「あのブーツどんだけ履いてる?」
  わたくし「5年履いてソールは2回張り替えました」
  おじさん「人となり、装備、道具の取り扱い見てりゃ山への取り組みは分かるもんだ」
どうやらチェックインの時や部屋で荷物整理しているときに見ていたようだ。
  おじさん「にーさんは良い顔してるよ」
  わたくし「イケメンってことですか?そんなことないですよ」
  おじさん「俺は男だからそんなことは分からんが(笑)、山男の良い顔してるってことだ」
周りからも笑いが起きていましたが、なんだかとても嬉しかった。
  おじさん「ただ心配している箇所は言ってる通りだからソロで不安ならやめておけ」
  おじさん「北穂のバリエーションに行って来いよ」
  わたくし「どこから取り付くんですか?」
  おじさん「んなもん見りゃ自分で分かるだろ!感じるまま行って来い!」
胸が熱くなりました!!
聞けばおじさんはヒマラヤ遠征6回のスペシャリスト。
そんなお方にこんなにも有難いことを言っていただけるなんて!
おじさんとは握手をして別れましたが、ものすごい握力で手が砕けるかと思いましたw
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おじさんとの出会いに感謝し徳澤園を出発!
足取りも軽く、気分は高揚!
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隣りを流れる梓川くらい澄み切った気持ちで歩けました(^^♪

何度も歩いている涸沢までの道。
気になるのは本谷橋から先、どこから残雪ルートになるか。
夏道は面倒くさいのでなるべく早く残雪ルートになってほしいなと考えながら1時間半。
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橋に到着したが全然雪ない。。。
ショックを受けながら橋を渡っているとやたら揺れる。。。
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犯人発見wテンガロンハット被った陽気そうな外人さんが橋を揺らしていましたww
揺れはともかくwできればここから雪道歩きがよかったなぁ。
ショック過ぎて疲れてもないのに30分の大休止。。
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清らかな流れをただただボーっと眺めてました。。。
結局、涸沢ヒュッテまでの半分ちょっとは夏道(泣)

徳沢出発から4時間。
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涸沢ヒュッテのテン場到着!
やはり涸沢は気持ちいい!!
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ロケーションが極上過ぎる!!
そして美味し過ぎるこちら
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おでん!さすが名物!! ←勝手に名物だと思ってる
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何から何まで最っ高です☆☆☆
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いよいよ明日は核心部!地形図を読み山をしっかり理解しアターック!
崖記号ばかりでよく分かりませんがw
プロフィール

スギ

Author:スギ
Natural life with Dogへ
ようこそ♪
趣味が高じ東京から長野に
移住した夫婦と
北海道犬“カムイ”の送る
日々を綴ります。

◎カムイ 2008年10月25日生
父:宗龍旺 母:来夢 稚内武方荘

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