160517-21北アルプス縦走~4日目~

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いよいよ縦走5日間の旅も大詰めを迎えました!
何日もあったのに長いようであっという間に過ぎていきます。
まるで小学生の夏休み感覚。

今日は北穂高岳を通常ルートではなくバリエーションルートで登ります!
昨晩の寝つきが悪かったのは緊張からか、はたまた寝袋が暑かったからか...
完全に後者だなw
寝る→寝袋暑い→汗かく→不快で起きる→汗冷えして寒い→気合で寝る
と負の寝不足スパイラルにハマっていました。。。

寝ぼけ眼で朝食の準備をしながら頭の中は
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シャワー浴びたい妄想、もとい、今日のシミュレーション♪
北穂高岳から南東に延びる南稜の南面岩壁に取り付き北穂南峰を目指す!
適度な緊張感と高揚感が何とも気持ちいい♪
集中力も高まり最高のメンタルコンディションで登れそうです。
今日も涸沢泊なのでテントはそのまま、アタックザックを背負っていざ出発!
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山ヤの人に写真を頼むと大抵の場合、足が見切れますw
ヒトなんて脇役だから二の次なのかなww
写真中央、一番くぼんでる涸沢のコル方向に登り、コル手前で右上方へ雪斜面を登行。
岩壁に取り付き、南稜の尾根に乗り上げるプランです。

涸沢小屋の左前を通り過ぎ、登り始めると
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しばらく快適な斜面が続きます。
徐々に傾斜はその角度を増し、
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気づけばお尻ゾクゾクもんです。
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もっと急斜面になるのですが写真など撮る余裕はありませんでしたのであしからず。
超急斜面のトラバース、登行に肝を冷やし、岩壁に取り付いた時には正直ホッとしました。
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狭い足場の足元はすぐ切れてましたが絶好の小休止ポイント。
ここからは気持ちを岩場モードに切り替えクライミングスタート♪ ←わたしはあくまでもトレッカーですが
しかし足を踏み外せば一体どこまで落ちるのか...
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誰も信じてくれませんが高所恐怖症なのであまり下は見ずに登り進めます。
あと閉所恐怖症でもあります! ←どーでもいいですねw
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写真だと分かりにくいですが、ところどころ氷化しツルツル...
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いたるところに浮石だらけで実に登りごたえの岩壁。
信じれるのは己のみ!
一度だけ進退窮まりかけ「はぁっ!」と謎の雄たけびを上げましたが、楽しんで登ることができました♪
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岩壁を登り切った時の達成感、安堵感は言葉では言い表せません。
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この時期の通常ルート、南稜と東稜の間、北穂高沢を行く登山者とガッツポーズを交わしました。
ここからアイゼンをつけ北穂南峰登頂!
持っていたピッケルを肩から掛けてるピッケルバンドのカラビナに通す。
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この時のピッケルとカラビナの擦れ合う音、そして動作が刀を鞘に納めているようで好きです。 ←どーでもいいですね、はい

すーーーーーっと深呼吸をして...
北を向けば槍ヶ岳!
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南を向けば奥穂高岳と涸沢岳!!
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西を向けば笠ヶ岳や抜戸、弓折、双六など岐阜の名峰がずらり!!!
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東を向けば常念岳に蝶ヶ岳とここまで歩いてきた道のりが!!!!
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素晴らしい眺望♪

この時点で涸沢ヒュッテを出発して4時間。
3時間以内なら涸沢岳、4時間以内なら北穂高北峰、5時間以上ならそのままヒュッテへ下山と考えていたので北穂高北峰を目指すことにしました。
午後は標高5,000m付近に-15度の寒気が入るため大気の状態が不安定となり、雲が増え、雷、突風、雨の恐れがあるので早めにテントへ戻らねばなりません。
北峰までは激しい岩場、超絶急な雪壁と吐き気のするルートでしたが45分後には無事に北峰到着(^^♪
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振り返ると南峰と歩いてきた吐き気ルート、その奥に奥穂高岳。
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あそこでカメラ取り出す勇気は一生持てそうにありません。。。
北穂高小屋越しの槍ヶ岳もまた美しく
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大キレットもまた吐き気コース。。。
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あとは北穂高小屋で小休止し北穂高沢を下り涸沢のテントに戻るのみ。
北穂高沢の下り始めですれ違う登山者が明日涸沢岳に縦走するというので南峰までのルート情報を伝え下山開始。
急な雪斜面を慎重に下ります。
これが本当に苦手で、スノーボードさえあれば!と何度思ったことか。。。
振り返ると...
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伝わらないが急なんです。。。
そして。。。
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先も長い。。。(泣)
後半はシリセード(お尻で滑って下ること)で短縮し無事下山☆
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そして山ヤに頼んだ写真は2枚とも足が見切れているwww

昼食を取りヒュッテのデッキで寛ぐころには予想通り空気が冷え、雲量が増し、風が出てきました。
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この後1時間少々ほど冷たい降雨。
高層天気図チェックしておいて良かった。
事前に予測して回避ができる気象遭難ほどバカバカしいことはありませんから。

翌日の最終日は下山のみの予定でしたが、午前中は好天なので奥穂高岳に行こうか、もしくは涸沢岳に行こうか、と妄想しながら就寝。
あ~~~幸せだ(^^♪

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プロフィール

スギ

Author:スギ
Natural life with Dogへ
ようこそ♪
趣味が高じ東京から長野に
移住した夫婦と
北海道犬“カムイ”の送る
日々を綴ります。

◎カムイ 2008年10月25日生
父:宗龍旺 母:来夢 稚内武方荘

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